焼香の御作法　臨済宗編

今回は臨済宗の焼香の作法について紹介していきます。

焼香には、「抹香での焼香」と「線香での焼香」の二つございます。

臨済宗は曹洞宗と同じく禅宗の１つとして分類されていますが、作法はそれぞれ異なります。

　1．焼香台の手前で、一礼をする

　2．抹香（粉末状のお香）を右手の親指、人差し指、中指の3本でつまむ

　3．つまんだまま、香炉の炭の上に落としてくべる（持ち上げて、額に押しいただかなくて良い）

　4．その場で手を合わせて合掌、一礼をする

　5．2，3本後ろに下がって、一礼をする

　1．焼香台の手前で、一礼をする

　2．ろうそくに火がついていなければ、火をつけておく

　3．一本の線香に火をつける（煙が出ていることを確認する）

　4．香炉の中に立てる（奥側から立てると、後から焼香する方の線香が立てやすくなる）

　5．その場で手を合わせて合掌、一礼をする

　6．2，3本後ろに下がって、一礼をする

以上が、曹洞宗の焼香の作法ですので、葬儀に参列された際には参考にされてください。

次回は同じ禅宗の１つである黄檗宗についてご紹介していきます。